全国対応34年のキャリア公平中立な第三者機関『日本交通事故鑑定人協会』

WORKS〜これまでの科学鑑定による事件解決事例

日本交通事故鑑定人協会は、科学鑑定をしております。

日本で唯一、警察とも、保険会社とも、一切関係や縁のない交通事故鑑定は、私ども日本交通事故鑑定人協会だけです。

日本交通事故鑑定人協会では、公平中立な科学鑑定を行っております。

日本全国の弁護士の先生からも信頼を得ており、33年の鑑定歴のなかで、5,000例以上の解析実績を誇ります。

 

最近の主な事件解決事例

平成27年4月 『保険金詐欺事件』(刑事)

「他車に当て逃げされて廃車状態である」と依頼を受けて調査を行ったが、車両に残る傷の解析から、実は車ではなく、自分でブロック塀に当てた自損事故であることが発覚。保険金目当ての詐欺事件のため、保険会社と警察に通知する。

 

平成27年5月 『修理工場敷地内で、顧客運転による事故』(民事)

修理のために修理工場に車を運転して来た顧客が、敷地内で誤って、駐車中の他の顧客の車に衝突させる。事故調査に来た保険会社の調査員が、「事故による傷ではない」と保険金を支払わない判定をしたため、車両の傷の解析を行い、事故による損害であると断定する。

 

平成27年6月 『バイクの少年が、暴走車に衝突され死亡』(事故の再現調査)

バイクで買い物に向かっていた少年が、交差点で右折中に、対向車線を直進してきた暴走車に跳ねられ、死亡。警察が情報を一切出さず、バイクの少年に一方的に罪を被せたため、遺族が「どのような事故で息子は死んだのか、知りたい」と依頼を受け、警察に保管中の損傷した事故バイクの解析を行い、事故の真相を究明する。

 

平成27年7月 『外車の欠陥事件』(民事)

外車の走行中に、突如イグニッションキーが回転してしまい、エンジンが停止したために操作が不能となり、車がガードレールに激突し、大破した事件で、メーカーへの損害賠償のため、車の構造的な欠陥の究明など行う。

 

平成27年8月 『自転車とバイクの接触事故』(民事)

自転車とバイク双方が、角を曲がってきたところで対面接触。自転車に乗った被害者が、足に怪我をし後遺症を負った裁判で、事故がどのように起こり、足に怪我を激しい怪我を負うことになったのかという事故の再現を行う。

 

平成27年9月 『車同士の激突』(刑事)

国道を走行中の高級車と、国道を横切る軽自動車の、交差点での激突事故。軽自動車の運転手は大怪我を負う。警察は、怪我のなかった方の高級車の運転手を、信号無視であると決めつけて起訴した。信号情報、事故車の調査解析から、軽自動車側に信号無視があり、速度も相当出ていたと判明した。

 

平成27年10月 『衝突事故で高次機能障害に』(民事)

外車を走行中、前方の対向車線から速度を出して近づいてくる危険な車に気づき、停止して路肩寄りに避難。しかし、対向車線の車は、停止している外車の運転席側の側面に衝突してきて、外車の運転手は首の神経を損傷する怪我を負う。被害者は、長年、裁判係争中となっていたが、軽い事故であったと後遺症が認められない状態。事故の究明、外車特有の構造により、受ける衝撃が大きかったことを証明する。

 

平成27年11月 『バイクに跳ねられ死亡』(刑事)

夜間、時速40キロで走行中のバイクの前を、横断した歩行者が跳ねられ、バイクは転倒して怪我、歩行者は死亡した。警察は、このバイクの運転手を起訴。しかし、損傷したバイクの傷や壊れ具合、遺体の傷から、もう一つの別の事故の存在の可能性が浮上。調査の結果、歩行者は2台のバイクに続けて跳ねられた事故であった。最初の暴走大型バイクが、歩行者を跳ねてそのまま逃走し、さらに続けて2台目の時速40キロで走行してきたバイクも歩行者に衝突した事故であったことが判明した。

 

平成27年12月 『事故の多発する交差点で、衝突事故』(民事)

地元では、大変事故の多い地点であるという交差点での、車同士の激しい衝突事故。加害車両が、被害車両の下敷きになっている事故の態様から、どのような事故が起こったかということがわかっていない保険会社の対応の悪さのために、被害者が提訴。事故車両の調査と事故現場の調査の結果、加害車両が、交差点で一時停止せずに速度を出して衝突してきたために、被害車両が持ち上げられ、加害車両が被害車両の下に潜り込んだ状態になったことが判明した。

 

平成28年1月 『事故はあったのか、なかったのか?』(民事)

「バックしてきて当てられた」と、相手方から裁判で訴えられたが、車両には当たったという痕跡が見当たらない。相手方が主張する傷を見ると、それらは車に当たった傷ではなかった。相手方の主張する内容の事故であれば、そのような傷は付かない。事故が起こったという勘違いか、または当たり屋か…そもそも事故はなかったと判明した。

 

平成28年2月 『トラックと外車の行き違い、どちらが停止していたか?』(民事)

狭い道路で、大型のトラックと外車が、行き違い時に接触事故。裁判では、外車側が「トラックが停止せず、無謀な運転のために事故になった」と主張。車両の調査解析と事故現場の測量調査の結果、外車側の主張に証拠はなく、トラックに残る損傷部の解析から、トラック側は停止していた状態であり、その横を外車は勢い良くすり抜けるような走行をしていたことが判明した。

 

平成28年3月 『外車の修理費用が高すぎる』(民事)

停止していた外車に、別のメーカーの外車が、衝突。裁判で、被害者が修理費を見積もったら、加害者が「高すぎる」と反論。修理パーツの部品一つ一つずつを全て解析。事故車両の傷も調査。特に高すぎる修理費ではなく、外車のこの型式の車であれば、妥当または、安いくらいの修理費であり、さらに車両に残る傷の状況からも、停止していたという証拠が見つかった。

 

平成28年3月 『高速道路で玉突き事故?』(民事)

高速道路で渋滞中に、5台の追突事故が起こった。保険会社は、最後尾の車両に対し、全ての事故の原因を作ったと過失割合を押し付けた。最後尾の車両に設置してあった”ドライブレコーダー”を解析。最後尾の車両とすぐ前の車両の衝突の前に、もう1台先にある3台目と4台目の車両が先に衝突していた。さらに5台の車両の傷を解析してみると、5台目の車両の損害状況から、前の車両4台分を衝突させるような事故ではなかったことが判明した。結果、玉突き事故ではなく、1台目を走行していた車両が、急停止したことが原因である、多重衝突事故であった。

 

平成28年3月 『トラックに衝突されたのに、事実と違う警察調書となった』(民事)

国道を走行中の乗用車に、右側車線を走行するトラックが突然車線変更してきて、衝突した。トラック側は警察には「乗用車が無理な車線変更してきたために、ぶつかってきた」としきりに主張した。警察の実況見分調書にも、乗用車側が加害者扱いとして記載されていた。乗用車の車両調査の結果、傷の状況と傷の位置から、乗用車よりもトラックの方が速度が出ていたことがわかり、トラックの無謀な運転による衝突であると判明した。

 

平成28年4月 『事故と関係のない損傷部分の修理費まで請求する』(民事)

軽微な接触による事故であったが、修理の見積書を見ると、明らかに、事故と関係のない部分の傷の修理費まで含まれていた。事故の態様から、どの部分と修理が妥当か、関係のない傷はどれか…といった解析を行う。

 

平成28年4月 『停止していたという証明』(民事)

普通乗用車の危険な運転に気づき、軽自動車の運転手は、停止して避難していた。しかし普通乗用車は勢い良くぶつかってきた。普通乗用車の運転手は「(軽自動車が)邪魔をしてきて、(軽自動車が)ぶつかってきた」と主張をした。実際に、事故車両の傷の解析を行うと、軽自動車が停止していた証拠が見つかり、普通乗用車から衝突してきたことが判明した。

 

平成28年5月 『バイクが転倒後滑走して車に衝突したのか、バイクは車と衝突後に滑走したのか?』(民事)

住宅街の狭い道路で、バイクと普通自動車の対面衝突事故があった。警察の調査では、”バイクが先に転倒して滑走し、普通自動車に衝突したもの”となった。しかしバイクの運転手は、普通自動車と衝突するまで転倒していないと言う。バイクの傷の調査と事故現場の調査の結果、現場手前の左カーブに差し掛かったところで、バイクの運転手は、前方から来る普通自動車に対し「危ない」とバイクの姿勢を必死で保っていたところに、普通自動車に衝突したものであると判明。バイクは先に転倒し滑走して行って普通自動車に当たったわけではなかったことがわかった。

 

平成28年5月 『歩行者を跳ねた死亡事故で、歩行者は道路横断中か、横断前であったのか?』(刑事)

横断歩道のない国道で、歩行者が普通自動車に跳ねられ死亡。 警察の実況見分調書の現場見取り図にある衝突地点、歩行者の荷物の散乱状況などは、どう考えても不自然であり、いかにも歩行者が危険であるにもかかわらず、道路を横断したことにしてしまいたいような、いかにも加害者側が細工したような主張が通ってしまっていた。現場に残された証拠で唯一信用できるもの、擦過痕から事故の再現を探り、歩行者は、横断しようと歩道で立っている時に、時速60キロで走行してきた普通自動車が、一部歩道に乗り上げ、立っていた歩行者を跳ねたことがわかった。

 

平成28年6月 『ドライブレコーダーの映像から、速度を解析』(民事)

首都高速の湾岸エリアを走行する、普通乗用自動車同士の衝突事故。相手方から「無理な車線変更をしてきたために、走行を妨げられた」と主張された。そこで、相手車に設置されたドライブレコーダーの映像から、相手車の速度の解析を行うことになった。結果、相手車は時速約190kmほどの、危険な速度で走行していた状態であったことがわかった。

 

平成28年6月 『バイクが無人状態で当たってきた?』(刑事)

真冬の山間部の急カーブの道路で、トラックとバイクが衝突。バイクの運転手は即死。トラックの運転手は「バイクに人が乗っていない状態で走ってきてぶつかってきた」と証言。当時道路が凍結していたので、バイクが先に滑走したせいで事故になったと、警察も断定した。調査の結果、バイクの運転手は衝突するまでバイクに乗って運転しており、車幅の広いトラックが中央線を越えてカーブを曲がり、反対車線を走行してきたバイクに衝突したことが判明。バイク運転手は衝突により跳ね飛ばされた上に、トラックの後輪にも右肩をひかれた。さらにトラックのフロントバンパーの傷から、トラックの下に挟まったバイクを引き抜いた跡が見つかった。トラックの運転手が事故後すぐに、挟まったバイクを引き抜き、トラックの後方にバイクを移動させ、いかにもバイクが滑って来たことを細工したものだった。そしてその間、トラックの運転手は、道路の真ん中に倒れているバイクの運転手を放置した状態であった。

 

平成28年7月 『駐車場の出入口での自損事故だが、損害保険会社が保険金を支払わない』(民事)

駐車場から車に乗って出ようとしたら、出入口付近の電柱に接触し、車両の前部バンパーを破損。事情を損害保険会社に説明したら、後日、損害保険会社の担当者から「(損害保険会社が委託した)調査会社の事故調査の結果、事故と整合性がないので、保険金は支払わない」と通知があった。「電柱ではなく、ブロック塀に当たるからだ」と損害保険会社は取り合おうとしない。当協会の鑑定人が現地に調査に赴いた結果、車両の傷は電柱に当たったものに間違いはないと判明。ふと、隣接する”隣の駐車場”を見ると、その駐車場の出入口にはブロック塀があった。当該駐車場にはブロック塀はない。損害保険会社が委託した調査会社は、隣の駐車場を事故現場として調査報告をし、その報告を受けた損害保険会社は『整合性がない』の一点張りを繰り返していた。

 

平成28年7月 『追突してしまったが、相手方から請求されている修理費用は、妥当なのか』(民事)

赤信号で停止中、助手席の荷物を触わるなどしていたら、ついブレーキから足が離れ、前方の車に追突してしまった。相手方から提示された修理費用が、少し高い思われるので、妥当かどうか調査を行う。修理工場にて、相手車の調査の結果、衝突態様の考察と、相手車である国産車のある一部の車種の特徴として、後部バンパーの破損、さらに後部ハッチバックドアに至るまでの損傷具合は、妥当であると判明した。修理費用に関しても、バンパーとハッチバックドアの交換からして、特別高いわけではなく、通常の平均的な修理代金であった。

 

平成28年8月 『相手方から信号無視と言われたが、どちらが青信号であったのか』(民事)

交差点を青信号で進入し、左折して県道に入ったところ、右後方から県道を直進してきた相手車に衝突された。衝突してきた相手車は「(自分が)青信号であり、そちらは信号無視だ」と主張し、警察も目撃者も相手方の主張を取った。当方側の車両の傷の調査の解析と、相手車が衝突後に中央分離帯を越えて停止した位置から考察すると、相手車は衝突時に時速65kmで当方側車両に衝突してきたことが判明。さらに、衝突後、相手車は中央分離帯を越えて、反対車線にて停止したのだが、偶然にも反対車線に停止していた車は、赤信号により停止していた状態であった。その偶然にも反対車線で赤信号で停止していたその車は、まだ発進していない状況であったので、相手車側の信号も同じ赤信号であるため、相手車は赤信号で交差点を時速65kmもの速度で走行していたことと判明した。

 

平成28年8月 『(自分側が)停止していたと言い張る相手方』(民事)

住宅街の狭い道路で、反対車線を走ってきた車と、衝突した。相手方は「(自分は)停止していたので、100%全額の損害を支払え」と強く主張して譲らなかった。車両の傷の科学調査を行うと、相手車は、衝突時には停止などしていなく、走行していた状態であったと判明。さらに、道路の狭さ、見通しの悪さ、衝突位置から鑑みると、相手方の言う事故の説明が、不自然でおかしいこともわかった。

 

平成28年9月 『建物の塗装工事により、塗料が車両に付着したが、塗料でないと言い張る相手方』(民事)

マンション駐車場に車を停車していたら、横の建物で塗装工事が行われ、飛沫してきた塗料が複数車両に付着した。業者に苦情を申し立てると、業者は「それらは塗装の際の塗料痕ではなく、元々、車にあった傷だ」と言い張った。さらに業者側の損害保険会社も「塗料ではなく傷である」とのことで、一切対応しない。そこで専門機材により、塗料痕の調査を行った。すると、これは間違いなく、建材の塗料痕であることが判明した。

 

平成28年9月『事故時に身につけていたアクセサリーの傷や損傷は、事故によるものかどうか』(民事)

交差点で、直進バイクと右折の車が衝突事故となった。バイクの運転手は転倒し怪我を負った。その時に身につけていた高価なアクセサリーにも、損傷を受けた。しかし損害保険会社は「アクセサリーの傷は事故と関係がないものである」と、損害金の支払いを拒否した。実際にアクセサリーの損傷部分を、専門の機材で調査してみると、傷の付き方から、明らかに事故時に付いた傷であり、損傷は事故によるものと断定できた。

 

平成28年10月『白バイが後方から追突してきたが、事故地点はどこであるのか?』(民事)

被害車両は、信号機のないT字路を左折して県道に入り、直進走行していたら、突然ものすごい勢いで後方から白バイにより追突を受けた。白バイは転倒した。すぐに警察の関係者なども事故現場に駆けつけ、関係者達は被害者に平謝りだった。しかし後日、事故地点が双方食い違い、争点となった。警察側はT字路の交差点内が事故地点と主張し、被害者は交差点を20m通過した地点が事故地点であると主張した。双方の車両(実車)の傷を、専門機材にて調査した結果、被害車両には加速中に追突を受けた傷の形跡が見つかり、被害車両は交差点で左折を完了した後、直進態勢に入って加速している時に追突を受けたことが判明。その時に、追突してきた白バイの速度は、時速80kmであったことがわかった。さらに白バイは、サイレンを鳴らさない状態で、緊急走行していたこともわかった。

 

平成28年10月『川での車両水没事件は、事故か自殺か?』(民事)

被害者は早朝の豪雨の中、川沿いの市道を車で走行していて、川に転落し水没死した。警察は、事故直後は『
事故』と断定したはずが、なぜか急に『自殺』と変更してきた。保険会社側の鑑定書には『被害者は、市道から傾斜30度の斜面に進入し、ハンドルを右や左に切りながら走行し、自ら川へ向かって突っ込んだ自殺である』と、物理の公式が並べ立ててあった。そこで現場調査を行うと、事故から1年以上経過しているにもかかわらず、川の横のコンクリート部分など数カ所に、被害者の車のタイヤ痕が奇跡的に残っていた。警察は、このような重要な証拠も拾い上げていない。通常、このような長期的にタイヤ痕が残ることはないが、まるで被害者が「自殺したのではない」と言わんばかりの証拠であった。その痕跡から、被害者の走行コースを再現すると、斜面の途中で何度も車の態勢を取り持とうとし、川の方面に行くまいとする形跡が見られた。その様子から、川へ飛び込んで自殺しようとしたものではない、これは事故であったと断定できた。さらに、実際に傾斜のある斜面を何度も走行した経験のある、プロのカースタントマンの意見は『”斜面での走行”というのは、ハンドルを左右に切ったり、ブレーキやアクセルを操作することは不可能な状況に陥るもの』であった。保険金の支払いを拒否するための保険会社の悪質さと、物理の公式を使ったわけのわからない鑑定が、迷惑にも横行している典型例である。

 

平成28年11月『殺人目的の衝突事故か?それとも単なる事故なのか?』(民事)

停車していた大物ジャーナリストの車に、後方から大型トラックが衝突した。鑑定人による『近隣の防犯カメラの映像の解析』と『現地調査』の結果、大型トラックが衝突してくる走行態様が判明した。大型トラックは、衝突地点の約30m手前までは、時速20kmで緩やかに走行していたが、その後、突然フルスロットルで加速し、ジャーナリストが乗車している車に向かって衝突して行ったという、ジャーナリストを殺害目的とする故意に起こった事故であった。ジャーナリストは怪我を負ったが、幸い命に関わる事故とはならなかった。日頃から警察に嫌がらせを受けていたジャーナリストに起こった、通常の事故とは思えない事故態様であった。鑑定人の現地調査の最中にも、警察による妨害行為が幾度もあった。一方、警察はこの事故を、大型トラックを運転していた運転手の”居眠り”による事故であるとした。しかし事故後、この運転手は突如、不可解な死を遂げた。大型トラックの運転手の動機や真意は、不明なままである。警察はその後も、ジャーナリストに嫌がらせを続け、ジャーナリストの周辺では、今もなお不審な事件が起こり続けている。

 

平成28年11月『ドライブレコーダーの映像から、歩行者の横断開始の信号の色は何色か?』(民事)

夜、車が、広い交差点を通過する際に、歩道上で歩行者をはね、歩行者は重傷の怪我を負った。車に搭載されたドライブレコーダーの映像から、車側の信号は青であることはわかっていた。しかし、車道4車線で歩道の距離がとても長い大きな交差点であったため、歩行者が歩道を渡り始めた時の信号の色を解析することになった。事故現場の調査(測量調査)を行うと、歩道の長さが30mもあることがわかり、夜間時には、その歩道が歩行者にとっては、距離が短く見える視覚的な変化も見られた。さらに、ドライブレコーダーの映像の解析から、車の速度を出し、歩行者と衝突するまでの時間の計測を行うと、歩行者の横断開始の信号の色は、青信号であること判明した。

 

平成28年12月『損害保険会社下請けの鑑定は正しいのか?〜第三者的な公正な鑑定をしてほしい』(示談)

大手損害保険会社から「車両にある3つの傷で、今回の事故による傷はどれか?」と、損害保険会社の下請けの鑑定では全ての傷が事故によるものとのことだが、これは信用できないので、第三者的な公正な判断での鑑定をしてほしいと、当協会に依頼があった。実車に付いている3つの傷を、専門機材にて解析すると、1つ目の傷はグレー系のプラスティック製品に擦った傷であり、相手車に擦った傷ではなかった。さらに2つ目の傷は、黒いゴム製の物に擦った傷であり、これは相手車のタイヤだと考えられがちだが、事故の態様から、相手車のタイヤに接触することは考えられないので、この傷も今回の事故の傷ではないとわかった。最後に、3つ目の黒い傷だが、これは相手車にある傷の高さと整合し、またその塗料痕が相手車のものであるとわかった。従って、今回の事故による傷は、最後の黒い擦り傷だけであるとの鑑定に至った。

 

平成28年12月『車にひき逃げされ死亡した被害者は、どの位置で、どのような態勢で轢かれたのか?』(刑事)

被害者は夜間時に、道路幅の狭い道路で、車にひき逃げされ、下半身が歩道内、上半身が道路側に出た状態で倒れていた。周囲の住人の目撃情報から、事故前に被害者が歩道内に座っていた様子が目撃されていた。しかし警察の調査の結果は、事故時に被害者が道路上で寝転んでいた為に轢かれたものであるとした。遺族が「道路になど寝転んでいるはずがない」と、「警察の調査はおかしい」と、事故態様について調査を依頼してきた。車の損傷箇所や被害者の衣服から、被害者が車に引きずられたことが判明した。さらに、被害者の体の損傷位置や被害者の靴のつま先に付いた道路の塗料痕、被害者が着用していた皮ベルトや鞄の擦り傷から、被害者がうつ伏せの状態で車に轢かれたこともわかった。解析の結果、直前まで歩道内で座っていた被害者が、歩道側に侵入して走行してきた車と接触したことにより、姿勢を崩して倒れてしまい、ちょうどうつ伏せの状態になった時に車の左前輪タイヤに乗り上げられ、車の底面にある出っ張りの部品部分に衣服が引っかかり、体が1.5mほど車道側に引きずられて移動し、今度は左後輪タイヤに乗り上げられた事故であったと判明した。

 

平成29年1月『高速道路でのバイク死亡事故は、単独事故であるのか、それとも他車が関与した事故か?』(刑事)

見通しの良い直線の高速道路を走行するバイクが、転倒して運転手が死亡した。警察は事故調査の結果、単独事故によるものと断定した。警察によると『バイクの運転手がバイクから投げ出され、その後バイクは無人状態で立ったまま、数百m走行して行った』『バイクの運転手が勝手にこけて、高速道路の一部まで破損してくれた』とおかしな説明を行った。さらに警察は、事故当時、バイクの近くを走行していた乗用車などの運転手である目撃者が3人いると言い、その1人だけの連絡先を、遺族側に教えた。これら警察の説明や対応に不信感を抱いた遺族が、当協会へ調査を依頼してきたので、事故現場調査とバイクの傷の調査を行なった。調査の結果、バイクに他車の塗料痕と血痕が付いているのがわかった。また、バイクの破損状況からも、運転手はバイクにまたがったままバイクが横倒しになり、滑走して行ったことも判明した。他車の塗料痕は他車に接触した証拠であり、バイクに残る血痕は運転手の血痕であり、これは運転手がバイクにまたがったままで転倒して怪我をした時のものだとすぐにわかる。とてもではないが、バイクがしばらく無人状態で走行を続けていたことなど、とんでもないことである。この状況から、当初の警察の説明とは、相違ある事故態様であることは明らかであった。このような証拠がありながら『警察は何故に単独事故であると断定したのか?』『何故バイクの運転手が最初に投げ出されて無人でバイクが走って行ったなどと説明するのか?』警察の事故調査が、いかに無能でいい加減であるということが、露呈しているのである。

 

平成29年1月『観光バスによる玉突き事故の事故原因は?』(事故原因の解明調査)

観光客を乗せた観光バスが、2台連なって、一般道を走行していた。事故は、1台目の観光バスの後方を走行する2台目の観光バスが、1台目の観光バスに追突し、さらに1台目の前にいた乗用車にも追突するという事故であった。そのため、観光バスに乗車していた観光客ら複数に、怪我人が出た。観光バスそれぞれの運転手と、乗用車の運転手には怪我はなかった。何故事故に至ったのか?という解明のために、当協会で調査を行なった。観光バスの破損状況から、かなり激しい追突であることがわかり、ドライブレコーダーや内部カメラ数台の映像を見ても、乗客である観光客らにも、衝突時に相当な衝撃があったことがよくわかり、観光バスの運転手が衝突直前に、咄嗟に「危ない!」と防御する様子も映っていた。調査の解析の結果、走行していた2台目の観光バスの運転手が、前を走る1台目の観光バスに”追突する”と判断して、すぐに急ブレーキを踏んだが間に合わず、時速30kmの状態で1台目の観光バスに追突してしまい、さらに追突された1台目の観光バスがその衝撃で押されて、前の乗用車にまで追突することに至った、玉突き事故であったと判明した。また、2台目の観光バスが、もっと車間距離を取っていたら、この事故は起こらなかった…ということも判明した。

 

平成29年2月『車にひかれた時に歩行者が装着していた腕時計の損傷は、今回の事故によるものか?』(民事)

横断歩道で横断中の歩行者が、車にはねられ怪我をした。相手方である車の運転手の保険会社は、歩行者の怪我の補償は行ったが、歩行者が装着していた腕時計の修理費用に関しては、今回の事故と関連がないと支払いを拒否した。そこで、当協会で腕時計の損傷が、今回の事故によるものであるのかという調査を行った。事故現場の道路の形状など測量し、歩行者がどのように車と衝突するに至ったのかを調査し、そして腕時計にある傷が、その事故の態様と整合するのかと鑑定した。また腕時計の傷が事故により付いたものかという、科学解析も行った。結果、その腕時計は、今回の事故により損傷を受けたものであると判明した。

 

平成29年2月『車の損傷は、他車との接触によるものか?それとも飛来物によるものか?』(民事)

夜間、狭い住宅街を依頼者が走行していたら、カーブのところで前方から対向車であるトラックが近づいてきた。注意しながらトラックとすれ違ったが、一瞬何か、当たったような気がした。翌日の朝、車両を確認すると、車両前部に損傷が見つかった。保険会社に連絡すると、調査員が来て「これは飛来物によるもので、トラックとの接触によるものではない」と言い、「(依頼者が)説明する事故態様とは違う傷だ」とのことで、保険金は支払われなかった。そこで、当協会が傷の調査を行った。傷の詳細の解析の結果、この傷は飛来物ではなく、また塀などのコンクリートやブロックによる傷でもなく、車両との接触による傷であることが判明した。

 

平成29年3月『高速道路でのバイクと普通車の死亡事故は、バイクによる進路妨害なのか?』(民事)

高速道路を走行していたバイクが普通車と接触し、転倒して、バイクの運転手が死亡した。この普通車の運転手によると「バイクが追い抜こうとしてきて進路を妨害したため、バイクから当たってきたことによる事故だ」と言い、普通車の修理費用や怪我の診療費の請求をしてきた。バイク運転手の両親が「息子がそんなおかしな運転をするはずがない」と言い、さらにバイクの修理屋の担当者による「バイクにおかしな傷がある」とのことで、当協会に調査を依頼。即座に両親は相手方の普通車の損傷部分の部品を保全で確保した。バイクとその普通車の部品の調査、さらに事故現場の調査の結果、バイクに、バイク右後方から押されるような接触を受けた損傷痕、要するに、普通車の追い抜きによる痕が見つかった。この接触だけであれば、バイクの転倒まで至らなかった。ところがこのバイクとの接触により、普通車が急ブレーキを踏んだことで、バイクと普通車の急激な速度差が生じてバイクの部品が普通車に引っかかり、バランスを崩したバイクが転倒してしまったことが判明。よって、バイクの追い抜きによる事故ではなく、普通車の追い抜きによる事故であることがわかった。死人に口なしという状況で、加害者の主張通りになり、そしてこのような事故の調査がきちんとできない警察の無能さが、被害者と加害者を逆転させてしまう悲劇となった事故であった。

 

平成29年3月『追突した事故か?それとも前方車が後退してきたことによる事故か?』(刑事)

国道を普通車で走行していた依頼者は、前方におかしな危ない運転をする軽自動車があったので、何回か警告しながら、警戒して走行していた。ちょうど赤信号で停止していたら、突然、前方にいたその軽自動車が、勢い良く後退してきて、依頼者の普通車のボンネットに乗り上げてきた。依頼者は驚き、すぐに車を降りて軽自動車の運転手に抗議した。その後、警察が調査を行ったが、「依頼者が追突したことによる事故」ということで、依頼者が起訴された。警察の科捜研の鑑定は、依頼者が前方の軽自動車に追突して行き、依頼者の普通車のボンネットが、軽自動車の下に潜り込んだものと鑑定結果を出した。全く事実と逆の鑑定結果を出された依頼者は許せないと憤り、当協会に調査を依頼。調査の結果、依頼者の普通車は、車高が非常に低いスポーツカーであるため、相手車に乗り上げられてしまうことが可能である形状であった。さらに、依頼者の普通車の前部ナンバープレートや前部バンパーの損傷部分に、軽自動車が乗り上げて行ったことによる損傷方向の傷痕、タイヤ痕が見つかった。軽自動車が後退して、依頼者の普通車に乗り上げた事故であると判明した。またもや警察には、事故の解析が全くできないということが露呈した。被害者なのに加害者とされ、刑事処罰を受けようとしている依頼者の現状に、判定を誤った警察は責任を取ることもない。警察とは、国民の人生を狂わし、国民に迷惑をかけるだけしかできないのか。

 

平成29年4月『保険会社からやってきた元警察官の保険調査員の暴君ぶり』(示談)

依頼者は、住宅街にある駐車場の中の区画内に自車を駐車しようとしていた。そこは狭い駐車場なので、慎重に運転したのだが、駐車してあった他車2台に当ててしまった。すぐに警察と保険会社に事故の報告の連絡を行なった。警察が調査したが、警察の調査結果の駐車場の住所が間違っていた。その後、保険会社が雇った老齢な保険調査員が調査にやってきた。保険調査員は「あんた、住所が違うじゃないか」「どこなのか、迷ったじゃないか」と文句を言い、「自分は元警察官で事故に精通している」とか「当てたあんたが悪いんだ」とか散々まくしたてた。挙句の果てにその保険調査員は「こんな傷、こうやって擦れば、消えてしまうもんだ」と、車体にあった傷を手で何度も擦り薄くしてしまった。その後、保険会社の代理人の弁護士から『本人が言う事故説明と整合性がない』ということで、保険金の支払い拒否の書面が届いた。無礼な保険調査員の対応もさながら、嘘つき呼ばわりされて憤りにかられた依頼者は、当協会に調査の依頼をしてきた。調査の結果、依頼者が説明する状況と一致する車体の傷が、ちゃんと一目瞭然で存在していて、特に解明が難しい事故というものではなかった。保険会社から雇われたこの無能で迷惑な保険調査員のお陰で、保険の加入者(お客様)が泣かされるという、保険会社への不信感が募ることになる、悪質な保険調査員の存在の典型例である。

 

平成29年4月『衝突した時は、停止していたか?』(民事)

あまり通行量のない山間部の、見通しの悪いT字路で、右折車と直進車が衝突事故を起こした。右折車の運転者は、優先道路に進入する際には、一時停止をして、左右確認も行い、車がいないことを確認して右折しようとしていた。ところが、次の瞬間、いきなり右方向から激しい衝突を受けた。気が付いたら、右方向から来た相手車と衝突事故になっていた。事故直後、運転者は警察から「一時停止を無視してスピード出して、ひどい運転をするね」と言われ、「あんたみたいな運転の仕方は危険で迷惑だから、免許を返上しなさい」など、何を根拠に加害者扱いされるのか?運転者は、事故で動揺していたせいもあり、悪態をつく警察に何も言い返すことができず、沈んで警察の説教を聞かされた。その後運転者は、『自分はちゃんと停止した上で、左右の確認をしたはず』だと、警察から一方的に加害者扱いされたことに、非常に憤りを感じ、当協会に調査の依頼をして来た。車両の傷の調査と、事故現場の調査の結果、運転者の車が”停止”している時に、相手車が時速60kmで衝突して来た事故であったと判明した。事故の調査をする能力が全くない警察の適当な判断により、被害者が加害者扱いとなることが多い。警察の無能さや無責任さが、いかに国民に迷惑をかけているか…という事例である。

 

平成29年5月『相手方が請求してきた車両の修理費用は、妥当かどうか?』(示談)

依頼者は自車で、大型ショッピングモールの駐車場内を走行していた。通路は混雑していたので、停止とゆっくり進行を繰り返しながら走行していた。すると、進行方向左側の区画内に駐車していた相手車が急に発進してきて、自車の左側の側面に衝突された。相手車の運転者は「(区画内から)出ようとしたら、そちらが当たってきた」と主張して、依頼者に対し、修理費として80万円もの高額な請求をしてきた。当協会が車両の調査を行うと、相手車は改造車であり、しかも、前部バンパーの交換(10万円程度)だけで済む損害程度であったことが判明した。

 

平成29年5月『車両の傷は、何の傷であるのか?』(民事)

強風で飛んできたビニール地の物置テントが、駐車場内に停めてあった車に当たって擦れて傷が付いたと、車両の所有者から修理費用の請求をされた。物置テントの所有者が困り果て、『車両の傷は物置テントによるものかどうか』と、当協会に調査を依頼してきた。傷を見ると、一方の同じ方向に向かって付いた明確な傷であった。これはたとえ物置テントの骨組みの部分である金属部分が当たったと考えたとしても、到底付き得ない傷の形状と質であった。しかし車の所有者側の御用鑑定人の変な鑑定書には、傷の説明として『この傷は、強風により飛んできたテントが、何度も(前後して)行ったり来たりして擦れ、付いた傷である』と頓珍漢に述べていた。ちなみに、物置テントが車に当たったところを見た者は誰もいない。実際この傷を解析すると、コンクリートの塀など硬い構造物に、一方方向に擦った時に付いた傷だと判明。この車の運転者は過去に、塀などで擦ってしまった記憶があるはずである。自分の運転ミスで付けた傷を、物置テントによるものであると、修理費用を請求してきたものであるが、またそんな理不尽な主張に乗った御用鑑定人がいるということも、呆れたものである。

 

平成29年6月『車が田に落ちて自損の全損事故になったが、保険会社が保険金を支払わない』(示談)

深夜、依頼者が仕事から帰宅のため、車で県道を走行していたら、目の前に急に動物が飛び出して来た。咄嗟に動物を避けようとして、慌ててハンドルを左に切ったところ、ガードレールと電柱に衝突し、さらに道路沿いの約2m下にある田に車ごと落下し、車は田の中で、左側を下にして、突き刺さるように横倒しになった。依頼者は、運転席のドアを開けて、何とか車外に這い出た。翌日、保険会社に連絡すると、保険調査員がやって来て調査を行った。後日、保険会社の顧問弁護士から通知が届き「わざとハンドルを左に切って、事故を起こしたもの」「現場の傷と車両の傷に整合がない」として、保険金の支払いを拒否してきた。さらに「深夜に運転するのがおかしい」と、依頼者を詐欺扱いした。これには依頼者が憤り、当協会へ調査を依頼してきた。現場のガードレールや電柱には、依頼者が説明する通りの傷が残っていて、それらは車両の傷とも一致した。たまたま水が張った泥土状の田に落ちたことで、受ける衝撃が少なく、依頼者は大した怪我とならずに済んだものである。わざとこんな危険な場所で、自損事故など起こす者がいるとは、通常なら考えられないが、最近の保険会社は、とにかく、何でも自損事故は『わざとである』と難癖を付け、保険金を支払おうとしない。

 

平成29年6月『車が停止していたかどうか?』(民事)

依頼者が、路外にあった駐車場から出て、国道に進入しようと、停止していた。すると、急に右方向から自転車が走行してきて、車の右前部に衝突して、自転車は転倒した。すぐに自転車の運転者は起き上がり、そのまま走り去ろうとしたので、依頼者が追いかけ、自転車の運転者の連絡先を尋ねた。後日、自転車の運転者は「車が急に飛び出してきた」と言い、依頼者に対し金銭を請求してきた。依頼者の保険会社が事故調査をしようとしたら、自転車はすでに処分されていて、自転車を見ることができなかった。そこで、当協会が「車が停止していたかどうか」という調査を行った。車の傷の調査を行うと、確かに、依頼者の言う通りに”車が停止していた状態である傷”が、しっかりと付いていた。さらに、衝突してきた自転車の速度が、かなり出ていたことも判明した。

 

平成29年7月『車の後方に当たった自転車との事故は、車が停止していた時のものか?』(民事)

依頼者が道路で車を走行していたら、道を間違えたことに気がつき、方向転換をして、停止していた。すると、車の後方で音がして、依頼者が車を降りると、自転車が転倒し、自転車の搭乗者が倒れていた。後日、自転車側から「車が後退してぶつかってきたので、転倒して怪我をした」と言われ、依頼者に対し、治療費など損害金を請求してきた。そこで依頼者は、停止していたことの証明のために、当協会に依頼をしてきた。車両の傷の調査をすると、確かに、停止していた時に当たった傷であると認められた。さらにその傷の様子から、自転車も停止していた状態だったことがわかった。しかも衝突痕がなかった。車と自転車は、衝突したのではなく、双方が停止していた時に、自転車がハンドルを思い切り右に切って付けただけと思われる傷であった。これは、自転車が、わざと傷を付けたのではないかと思われる傷の態様であった。

 

平成29年7月『車線変更をしたのは、どちらか?』(民事)

高速道路の料金所の直前のところで、車線変更の車が、接触事故を起こした。依頼者は「相手方が、自分の車の前にかぶるように車線変更してきた」と言うが、相手方は「依頼者が車線変更をして邪魔をした」と言う。依頼者からの依頼を受けて車両の調査を行なった。調査の結果、依頼者よりも、相手方の車の方が速度が出ていたことがわかり、傷の様子からも、相手方の車が依頼者の車を追い抜く形で、依頼者の車の前にかぶるように走行してきたことがわかった。

 

平成29年8月『コンクリート塀に擦った自損事故に対し、保険会社が支払いを拒否』(民事)

依頼者は狭い道路を走行していたら、カーブのところで対向車が突然、センターラインをはみ出して走行してきた。驚いた依頼者は、対向車にぶつかることを避けようと、ハンドルを左に切った。すると、コンクリート塀に車の助手席ドアから左後部ドアにかけて、擦ってしまった。後日、保険会社から「(依頼者の)事故の説明と、整合性がない」とのことで、保険金の支払いを拒否してきた。「車の傷の高さと、現場のコンクリート塀の高さが合わない」と言う。困惑した依頼者が、事故の証明をするために当協会へ調査を依頼した。事故現場の調査をしてみると、コンクリート塀には、擦った傷がしっかりと残っていた。さらに、現場のコンクリート塀のすぐ下の側溝に草が生い茂っていた。車がこの雑草を踏んだために、車の高さが出てしまったことで、実際の高さと合わなくなっていることがわかった。よって、依頼者の事故の説明が、特におかしいということはなかった。

 

平成29年8月『高速道路での石はねによる傷は、他の事故による傷かどうか?』(民事)

依頼者は、高速道路を走行していたら、追い抜いていったダンプから石が飛んできて、車に傷が付いた。保険会社に連絡すると、保険会社は慣性の法則を持ち出し「ありえない、別の事故の傷も含まれている」と保険金の支払いを拒否した。依頼者の車の傷を見てみると、右側前方にいくつかの傷が、広がるように付いていた。明らかに、ダンプからの石の影響によるものであった。保険会社は、少しでも保険金を支払わないで済むようにと、間違った法則を出してきてまで、保険契約者を愚弄する行為を続けている。

 

平成29年9月『十字路の交差点での衝突事故、どちらの速度が出ていたか?』(民事)

見通しの良い十字路の交差点内で、優先道路を走行してきた車と、非優先道路を走行してきた車が、衝突事故を起こした。最終的な裁判で「どちらが速度が出ていたか?」ということも争点となったので、おおよその速度を出す鑑定を行った。事故現場の測量調査、双方の車の損傷具合の解析から、非優先道路を走行してきた車の方が、速度が多く出ていたことが判明した。また、この非優先道路を走行してきた車は、一時停止をしないで、交差点内に進入していたこともわかった。

 

平成29年9月『追突された時、車は停止していたか?」(示談)

依頼者が信号で停止していた時、後方の車から追突を受けた。後方の運転者は「ついよそ見をしていて、当ててしまった」と平謝りだった。しかしのちに、その後方の運転者から「そっちがバック(後退)してきたからぶつかった」と言われ、依頼者は憤慨し、当協会に鑑定を依頼してきた。依頼者の車両の傷の調査を行うと、明らかに、依頼者の車が止まっていた時に受けた損傷であったため、依頼者が停止していた時に、後方からぶつけられたことが証明できた。

 

 

マスコミなど報道機関への出演、取材、情報提供など

NHKニュース、フジテレビニュース等、マスコミによる取材も多数行われました。

 

・平成27年10月、NHK『ニュースウォッチ9』にて、路上障害物について、情報を提供しました。

・平成28年2月、NHKの交通事故に関する番組制作について、意見•資料を提供しました。

・平成28年7月、日本テレビの、災害時の事故に関する番組の制作企画の際の、情報を提供しました。

・平成28年9月、テレビ朝日報道番組『Jチャンネル』へ、夕暮れ時(薄暮)の事故の解説•情報提供を行いました。

・平成28年12月、KBC九州朝日放送『ニュースピア』にて、福岡市博多区の病院でのタクシー事故に関する、事故原因の可能性について、EDR(イベント•データ•レコーダー)の説明と、ハイブリット車やEV車の電磁波の影響による誤作動の可能性、さらにタクシー運転手の事故直前から事故直後までの運転操作について、詳しい解説を行いました。

・平成28年12月、NHK福岡放送から、福岡市博多区の病院でのタクシー事故に関する取材で、EDR(イベント•データ•レコーダー)、BOS(ブレーキ•オーバーライド•システム)、ABS(アンチロック•ブレーキ•システム)、ハイブリット車やEV車の電磁波による誤作動についてなど、情報提供を行いました。

・平成29年6月、フジテレビ『めざましテレビ』にて、愛知県内の東名高速道路で起きたバス事故における、対向車線を走行していた乗用車が中央分離帯を超え、飛んで、バスの運転席上部に激突した事故原因について、解説を行いました。

また、中京テレビ『キャッチ!』でも、同事故における事故原因の詳細の解説を行いました。

 

日本交通事故鑑定人協会には、多くの事故の解析の実績があります。

交通安全や交通事故における様々な観点について、マスコミからの取材要請もあり、さらに日本交通事故鑑定人協会からは、情報や意見も提供しております。

 

交通事故事故が減ることを願い、そして交通事故の当事者たちに真実の証明の手助けができるように、そして被害者加害者双方には正当な判断が受けられるよう、日本交通事故鑑定人協会は、今後も、活躍の場を広げていく所存でおります。

 

鑑定人による大学での講師活動や講演会

交通事故の鑑定とは、証明ができなければなりません。

証拠を見つけないといけません。

 

過去の他者による事故専門著書を、書き写しただけの鑑定書は、一切証拠にはなりません。

「専門学者がこう言っているのだから、この事故の場合も、きっとこうだろう」では、鑑定とは言えません。

 

交通事故の鑑定とは、長年かけて、自らが研究に研究を重ね、実験も実施し、ようやく確立するものなのです。

 

事故は多種多様であり、車両の傷は千差万別です。

事故は、単純に物理の方程式に当てはまるわけでもなく、常に専門家の著書の雛形を引用すれば良いという、単純で生易しいものでは、決してありません。

 

重要なことは、必ず現場に赴き、車両や現場に残された証拠から、事故の再現調査を行うことです。

傷や現場が、まるで”何か訴えてきている”と感じることができるように、解析調査に立ち向かうべきなのです。

 

これらは科学的な解析調査であり、科学鑑定は一種の学問なのです。

 

さらに、法的な分野、科学的な分野の双方を熟知していないと、交通事故の鑑定はできません。

 

日本交通事故鑑定人協会の経験と実績を活かして、それらの技術を、大学などで講習を実施しております。

 

なお現在、日本交通事故鑑定人協会は、大学の教書としての『交通事故鑑定学概論』を執筆中です。

 

日本交通事故鑑定人協会は、年中無休で、業務を行っております。

メールは24時間受付、調査は土日祝日も行っております。

全国どこでも対応致します。

日本交通事故鑑定人協会では、

・裁判をしないで

・弁護士を入れないで

・お金をかけないで

当事者たちが直接解決のために話し合う『賢者会議』を実施しています。

 

<違法行為を行う業者について>

日本交通事故鑑定人協会のホームページにあります画像を、勝手に無断で使用•転載•引用する業者が存在します。そのような著作権侵害の違法行為を行うサイトを見かけましたら、お手数ですが、ご報告下さい。

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