全国対応34年のキャリア公平中立な第三者機関『日本交通事故鑑定人協会』

事例集<弁護士編>

交通事故専門という弁護士だったが、過失相殺を理解していなかった

ある弁護士が、交通事故の鑑定を、当協会に依頼してきました。

その事件は、裁判で係争中でした。

すでに1年以上、裁判が続いていたのです。

 

事故内容は、車同士の物損事故で、軽い接触事故というものでした。

このような軽微な交通事故の訴訟が、1年が経っても解決されずに、まだ続いていることに疑問を感じたのでした。

 

事故現場は、店舗駐車場前の国道でした。

 

被害者と加害者の言い分に、大きな相違がありました。

双方が主張し合うだけで、証拠がないまま、平行線を辿っていたのです。


両者とも、店舗駐車場から出て、国道に乗ろうとしていました。

 

両者とも、「”相手”が衝突してきた」と言いました。

 

当協会に依頼してきた弁護士は、被害者側の代理人でした。

しかし、被害者が主張する証拠が出せないまま、時間だけが虚しく経過していました。

 

当協会の調査員が、被害者立ち会いの元、事故現場を調査しました。

被害者は、鑑定士に会うなり「自分の言うことに嘘はなく、相手が嘘ばっかり言って腹が立つ」

「委任した弁護士には、たくさんの証拠写真を渡しているが、裁判に使ってくれない」

と不満をぶちまけたのでした。

 

被害者の車両は、事故から2年経過していることもあり、とっくに修理されていました。

鑑定士は念の為、修理されている被害者の車両を調査しました。

 

きれいに修理されていた被害車両には、傷跡は全く見当たりませんでした。

 

そこで鑑定士は、車体を顕微鏡で見ることにしました。

すると、肉眼では確認できなかった傷跡を見つけることができたのでした。

これは貴重な証拠となりました。

 

調査を終えた調査員は、調査結果を鑑定書にまとめました。

事故が起こった経緯は、下記の通りでした。

 

店舗駐車場出口には、右折して国道に出ようとした加害者の車が、右ウィンカーを点けて停まっていました。

加害車両の後ろにいた被害者は、左折して国道に入るべく、前に停まっている加害車両の左横に来て車を停止しました。その時被害者は、左ウィンカーを点けて、停止していました。

被害車両が国道に出ようと左折したら、突如、右折するはずだった加害車両が、被害車両と同じく左折して国道に入ってきました。

 

被害者は危険を感じて、国道の左端寄りに、車を停止させました。

しかし、加害車両は、被害車両を追い越そうとしたのでした。

そして被害車両に衝突させたのです。

 

被害車両の右フェンダー部分と、加害車両の左後方バンパー部分が、接触しました。

 

被害車両を、顕微鏡で確認した際の部分には、被害車両が停止していた時に付く傷跡が残っていたのです。


これで、被害者の主張する通りの事故であったことがわかりました。

被害車両の肉眼では気付かなかった傷跡を見つけることができたことで、加害者に対し、決定的な証拠を提示することができたのでした。

 

鑑定士は、完成した鑑定書を持って、弁護士の事務所を訪れました。

 

交通事故を専門にしているという弁護士でした。

そのため、交通事故に関する専門知識が、豊富なのだろうと思われました。

 

が、弁護士は、ただただ、鑑定書の内容に感心していました。


さらに鑑定士は、今回の事故の状況から、被害者の取れるであろう金額を、過失割合を基に、おおよその概算を伝えました。

ところが、弁護士は”過失割合そのもの”を、理解していなかったのでした…


「交通事故が専門であると謳う弁護士なのに…」と、弁護士の対応に鑑定士は驚いて、意表を突かれた形になりました。1年以上も裁判をだらだらと続けていた理由が、はっきりとわかった気がしました。

やはり、弁護士だけに一任して行う交通事故裁判には、とても限界があると強く実感したのでした。


 

今回は、当協会が被害者を救済できる鑑定書を作成できたことで、真実が勝ったわけであるが、交通事故に詳しくない弁護士だけによる裁判が行われていれば、いくら正しいことを言っている者も、決して救われることはないだろうと思うと、大変悔しい思いでいます。

 

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